精密低流量ニードルバルブ

他社のデメリットを自社が選ばれる利点に変換する。

危険を冒しても、リスクに立ち向かうことを選ぶ。

ストーリー

既存の低コスト型への同方式を引継ぎ、
開発コストを掛けずに垂直展開できる
新たなニッチ市場の開拓を目指します。

コスト競争に陥る電子化分野と一線を引き、アナログ方式の限界を追及しコモディティ化しづらい製品を実現しています。製品ありきではなく市場の声を反映した製品づくりを実現しました。

よりゼロ点に近い設定精度と応答性というユーザーニーズを具現化するためには、厳しいバランスを要求することとなりリークが発生しやすくなるというリスクもあります。しかし、私たちはそのニーズに応えるため危険を冒してもあえてそのリスクに立ち向うことを選びました。結果として、想定通りの性能を発揮し、シール材の圧縮永久ひずみが軽減され、さらに耐久性能が向上するという副産物を得ました。部分的なコストメリットよりも性能メリットを出し市場の不満を解消しニーズを拡大できたのは、ベンダーとの思想の共有に時間をかけ何度も話し合うことで信頼関係を構築したことが大きいです。

精密小型チェック リリーフバルブイメージ

特長

  • ■ 機械式の持つ優位性を追求し、他の機器との組み合わせに対する親和性を確立する
  • ■ ゼロ点近くまで精密な流量調整が可能
  • ■ ニードル部の無回転構造化による、スムーズで精密な流量制御を
  • ■ ユーザー開発装置に組み込みやすい小型でシンプルな形状を実現
  • ■ 使用する調整条件にあったニードルを、豊富なラインナップから選定できる
  • ■ 配管条件にあった本体形状を選択可能
  • ■ 豊富なシール材選定による多種多様な流体への対応